内部被曝から子どもを守る対策方法は?

311以後、この大地と海と空が汚染された時代、子どもを持つ母は食に空気に不安が大きいと思います。内部被曝を防ぐための対策方法を集めました。

野菜の下ごしらえで放射能を落とす方法

 

 

最近は電子レンジを使ったスチーム料理が、流行

っていますが、この調理方法は熱湯を使って、ゆ

でたり蒸したりしないため、除去効果が弱まり、

おすすめできません。

 

葉物野菜などは特に、放射性物質が付着しやすい

ので、煮沸処理が効果的だからです。

 

野菜の下ごしらえで、放射能を除去しましょう!

 

 

 

塩水・酢水にさらす

 

 

酢水につけたキャベツ、レタスでは、ストロンチ

ウムの30~60%、きゅうりの酢漬けでは、放射

性物質の90%が除去されています。

 

塩水にも除去効果があり、なす、きゅうり、トマ

トを1%の食塩水で洗浄した場合、ストロンチウ

ムは20~60%除去されました。

 

また、貝、エビなどを3%の食塩水で洗浄した場

合は、ストロンチウムを30~70%除去する効果が

あったとされています。

 

 

★大きめのボウルに水を張り、塩を一つまみ分

(小さじ1杯程度)入れる。

 

酢は小さじ1~大さじ1杯程度。野菜の量や種類に

よって調節する。

 

 

 

ゆがく

 

沸騰している湯に、食材を入れて、サッと熱を通

すことです。

 

「ゆがく」は「ゆでる」と違い、熱を内部まで通

さず、数十秒ほどで湯から引き上げること。

 

ゆがくことは除毒にも有効です。

ほうれんそう、春菊を煮沸した場合は、セシウム

ストロンチウムが50~80%除去されるという

データもあります。

 

 

 

ゆでこぼす

 

食材を「ひと煮立ち」するまでゆでて、その汁を

捨てること。

 

目的はゆがく場合と同じで、アクや渋み、ぬめり

などを取る効果があります。

 

 根菜類などは、材料を入れて煮立たせた湯を全部

一度捨てて、再び新しい水でゆでなおすのが、良

いです。

 

水を入れ替えることで、湯に溶けだした有害物質

を除去することができ、安全度は高まります。

 

食材をゆでこぼすときに、塩や酢を入れても効果

高まりおすすめです。

 

 

 

 皮むき・切れ目

 

皮むきは、じゃがいもや果物などの食材の皮をむ

くこと。

 

皮に放射性物質や農薬が付着していることが多い

ので、厚めにむくことが重要です。

 

ヘタの部分は、よく洗ったあとに深めに切り落と

すようにしましょう。

 

 

食材に「切れ目」を入れれば、水洗いや煮沸のと

きに食材内部から有害物質が溶け出しやすくなり

ます。

 

溶出面積を大きくするために、野菜のカット方法

も、今までよりも細かくカットして調理するよう

にしましょう。