内部被曝から子どもを守る対策方法は?

311以後、この大地と海と空が汚染された時代、子どもを持つ母は食に空気に不安が大きいと思います。内部被曝を防ぐための対策方法を集めました。

内部被曝がもたらす悲劇。若い人の突然死や心不全、脳梗塞

 

 

内部被曝の8割が食品から

 

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内部被曝のおおよそを占めているのが、食品から

の汚染です。

 

チェルノブイリ事故後、オーストリア人の被爆経

路の割合を調べた政府機関のデータでは、なんと

80%が食品を通しての被曝で、つぎに地面の汚染

に起因する被曝が15%。

 

圧倒的に食品からの内部被曝が多かったのです。

 

 

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 上の図は、旧西ドイツのハンブルクで1987年に

報告されたデータです。

 

チェルノブイリの場合、食物に気を付けた人と、

気を付けなかった人では、体のセシウムの蓄積が

こんなにも違います。

 

このデータからも、食生活に気を付けることがい

かに大切かがわかると思います。

 

 

 

放射性物質がもたらす悲劇

 

 

体内に入った放射性物質は、その性質の違いで臓

器への吸収のされかたや体内にとどまる場所も違

います。

 

ヨウ素甲状腺蓄積だけは、IAEAもようやく認め

ましたが、チェルノブイリでも事故後3年後くら

いまで全く出現してなかった甲状腺ガンが、今回

はすぐに出ているので、フクシマは予想以上に

進展が早いと言われています。

 

セシウムは、生物学的半減期は約110日で筋肉や

生殖器に溜まります。

 

セシウムが体内に取り込まれると、染色体や遺伝

子の突然変異を起こす可能性があるだけでなく、

筋肉に蓄積して、心筋梗塞心不全脳梗塞など

を引き起こします。

 

チェルノブイリでは、低い汚染地域の住民たちで

も自宅の庭先で作った作物を食べて内部被曝し、

このような健康被害が出ているのです。

 

 

 

内部被曝の真の怖さは。。

 

 

ガンや白血病ばかりではなく、内部被曝の本当の

怖さは、「細胞全体の壊死が起こること」。

 

血管、心臓の筋肉などの壊死は突然死につながり

事実、福島原発事故後、心筋梗塞心不全、脳卒

中のいちじるしい増加報告が出ています。

 

 特にこういった病気は年配の人がなる病気でし

たが、原発事故後、若い人の突然死の報告が増加

しているのです。

 

これは私が感じた事ですがここ最近(2016年冬)

30代の人が立て続けに、突然死で亡くなりました。

 

私の友達の友達だったり、自分と直接関わりがあ

る人たちではないのですが、あまりに同時期に耳

に入ってきたので、驚きました。

 

チェルノブイリ26年後の健康被害

 低線量汚染地域からの報告』には、以下のこと

が書かれています。

 

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チェルノブイリ事故の影響で、放射線を被曝し

た人の健康状態の悪化は、ガン以外のさまざまな

疾患に見られます。

 

発症の時期が早いのは、甲状腺の異常。

そして最も重要なのが循環器系の異常です。

循環器系の異常は30%を占めています。

 

次に消化器系の疾患が約26%。

次に呼吸器官疾患で、慢性気管支炎などです。

 

現在はすでに、事故から25年以上たっていますが

死因に関して言えば、80%以上が循環器官の疾患

です。

 

具体的には、脳出血脳梗塞心不全心筋梗塞

、そして最終的に心筋梗塞につながる狭心症があ

ります。」

 

 

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福島原発事故の放射能放出量は、チェルノブイリ

事故の4倍以上であると言われています。

 

そして、今もなお、放射能は出続けているのです

 

どう考えても、健康被害チェルノブイリより、

ひどくなることが予想されます。

そして、残念ながらもう始まっているのです。

 

自分はもちろん、未来ある子どもたちのために

細心の注意をはらって、食材からの内部被曝を減

らす努力をしていきましょう。

 

 

わたしにとっての一番の願いは、

 

「子どもたちが健康でいてくれること」

 

これに尽きるのです。