ファイトケミカルで体の抗酸化力と免疫力アップ
ファイトケミカルとは?
ファイトケミカルとは、5大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル)、食物繊維(第6の栄養素)に続く、第7の栄養素と呼ばれるもの。
植物は多くの解毒物質を持っています。それをファイトケミカルと言います。
植物性食品にふくまれる栄養素以外の香りや色、苦みなどの成分のことです。
その数は、約10000種類もあり、主に野菜、果物、豆類などの植物に含まれています。
ファイトケミカルの解毒物質が被爆を防ぐ
ファイトケミカルはおもに白血球の働きを高めてくれます。
これがつまり免疫力のアップに有効ということです。
ファイトケミカルは、抗酸化作用、免疫力向上、がん細胞の増殖抑制、解毒酵素誘導など、健康に重要な効果をもたらすことがわかってきました。
ファイトケミカルの代表的なもの
・赤ワインに含まれるポリフェノール
・緑茶・番茶に含まれるカテキン
・大豆のイソフラボン
・ウコンの色素のクルクミン
・ぶどうの色素のアントシアニンなど。
★イオウ化合物
・にんにく、玉ねぎの香り成分のアホエンやアリシン
・きゃべつ、大根、わさびなどのイソチオシオナートなど。
★カロチノイド
・緑黄色野菜や海藻の色素成分のカロテノイド。
・ニンジンの色素カロテン。
・トマト、柿などの色素リコピン
・トウモロコシの色素ルテインなど。
おすすめは「番茶」です。
ポリフェノールの中では、このカテキンが番茶の中に圧倒的に多く含まれています。
緑茶の4~5倍の含有量です。
ファイトケミカの抗酸化作用は、加熱による損失がないと言われています。
火を通すことで、細胞の構造が崩れ、抗酸化物質が効率よく出て、作用を発揮します。
ファイトケミカルが入った食べ物、飲み物を、毎日の食事にたくさん取り入れて、身体の抗酸化力と免疫力をアップし、放射性物質に負けない身体をつくりましょう。