内部被曝から子どもを守る対策方法は?

311以後、この大地と海と空が汚染された時代、子どもを持つ母は食に空気に不安が大きいと思います。内部被曝を防ぐための対策方法を集めました。

牛肉の選び方と放射性物質を落とす食べ方

 

 

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高濃度のセシウムに汚染された稲わらを牛に食べ

させたことから、暫定規制値を超えた牛肉が全国

に出荷されたりしました。

 

そのような汚染牛を口にしないためにも、私たち

は牛肉を選んで買い求める必要があります。

 

 

 

牛肉の選び方

 

・汚染されてない産地の牛肉を選ぶ。

 

・「国産牛」や「和牛」は、霜降りを入れるため

に、配合飼料に「稲わら」を刻んで混ぜ与えてい

ることが多いので、産地を選ぶ。

 

・牛肉の場合、パックに産地名がなくても、牛肉

履歴管理(トレーサビリティ)法により、国内で

生産・販売される牛肉には、容器などに10桁の

個体選別番号」の表示が義務づけられています

 

 家畜センターのホームページ上で、この管理番号

を入力すれば、出生から家畜までの履歴がわかる

ようになっています。

 

さらにこのホームページ上では、個体選別番号か

ら、その牛が汚染された稲わらを食べたかがチェ

ックできます。

 

 

 

放射性物質を落とす食べ方

 

 

セシウムは動物の肝臓や腎臓に溜まりやすい性質

を持っています。

また、ストロンチウムは軟骨部分に溜まりやすく

軟骨以外は一度蓄積すると分離させることができ

ないため、骨・内臓は取り除いて食べましょう。

 

 

ゆでる】

 

最も安全な食べ方は「しゃぶしゃぶ」です。

肉を洗うようにゆでて、ポン酢で食べます。

アクはこまめにすくい、だし汁は飲まないことで

す。

 

肉じゃがなどの煮込み料理に使うときは、一度ゆ

でこぼしをして、アクとともに放射性物質を除去

してから調理したほうが、安全です。

 

 

【酢につけこむ】

 

酢を2倍にうすめた中に、2日間浸け込むと放射

性物質の90%が除去されたというデータがあり

ます。

 

 

タレに漬けこむ】

 

焼いて食べる場合は、牛肉を少なくとも3時間ほ

どタレにつけます。
そのタレを捨てて、新しいタレに漬けなおしてか

ら焼きます。

 

 

一度冷凍する】

 

牛肉は、一度冷凍してから解凍すると、肉汁とと

もに、90%のセシウムが除去されるというデータ

があります。

 

溶け出した肉汁はペーパータオルでしっかりと拭

き取ること。

 

★冷凍・解凍する際の味落ちを防ぐのが「グレー

ズ処理」です。

ボウルに冷たい水と塩を入れて約10%の濃度にし

て、牛肉をさっとくぐらせます。

その後冷凍します。

 

肉の上に氷の膜(グレーズ)を作ることで、表面

の冷凍焼けや乾燥を防ぎます。